そう?うつ?何それ美味しいの?

~躁とうつの波を穏やかに乗りこなすためのコツ~

こうふんのるつぼ No.01

うつもそうも関係なく、いきなりの動物写真です。ストレス解消にどうぞ。

この「こうふんのるつぼ」では「哺乳類の口元を愛でる」ことを目的としています。

正式なタイトルは「興奮の坩堝」をもじって、「口吻の坩堝」です。口吻とは

dictionary.goo.ne.jp

という意味です。なぜ口吻にこだわるのか。なぜ口吻を愛するのか。それは、

 

 

 

かわいいからに決まってるじゃないですか!

 

 

ということで、初回の動物はこちら。

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このもっふり感に、短い舌。そしてチラッと見える牙。愛らしいですね。さてこの動物は何でしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解はレッサーパンダでした!

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後からジャイアントパンダが見つかったばかりに、Lesser pandaなんて名前を付けられた不遇の動物。切ない。正直、こっちがパンダでいいと思います。

 

という感じで動物の口吻を紹介していきます。

実は「こうふんのるつぼ」、20年近く前にWeb上に存在していたサイト「口吻のるつぼ」のオマージュなんです。とても気に入っていて、動物の口吻を愛でたものですが、いつの間にか消滅してしまいました。切ない。その後も復活することもなく、Webから忘れられた存在となりました。そこで、私が見たいから、私が作るという、自分のためのサイトを作ることにしました。これからも追加していきたいと思いますので、こちらもよろしくお願いします。

 #2016/6/21 「口吻」が読み辛いので、「こうふん」と書き換え、一部文章を修正しました。

回復期への足がかりにしたいDVD「プチ認知療法」

以前に著書を読んだことがある、下園壮太さんの出演するDVD「プチ認知療法」(2008年制作)を紹介したいと思います。ひとことで言うと「本を読むほど気力がない方が、カウンセリング1回受けるよりも、9800円出してこれを見たほうが良い」です。しかし、本を読める程度の方は、その他著書を読まれた方がお安いかもしれません。また、公式Webページで宣伝しているように、万人に効果があるとは思っていません。

下園壮太さん自身もメンタルヘルス不全に陥ったという話は、このDVDを通じて初めて知りました。医者の不養生なんて言いますが、それが現実になってしまうほど、メンタルヘルス不全は、誰にでも起こりうるものなんだな、と改めて思いました。 

内容が気になった方は、下記記事を先に読むと、どんな話が展開されるか想像がつくと思います。

dot.asahi.com

 

DVDの内容について

本DVDには特典集として、DVDで出てくる図版などが資料として付いてきます。

なお、あらすじはその他著書にも共通するエッセンスに絞って紹介します。紹介したあらすじは目次程度で、内容のすべてを理解はできませんし、実行には注意を要します。興味を持った方はDVDもしくは著書をご覧ください。また、詳細な訓練法については意図的に省略しています。

あらすじ

(1)いろんな形のうつ状態
(2)うつ状態をどう理解すれば回復に近づくか編
  • うつは原始時代から病気・怪我などの危険から自分を守る役割があったのではないだろうか。
  • 原始時代は生命の危機が、現代は疲労の蓄積が、うつのスイッチになっている。
  • 精神的、身体的な蓄積疲労は気付きにくい。塵も積もれば山となる。
  • 疲労は職場だけでなく、家庭などプライベートでの仕事量も加算される。個人差もある。
  • 職場での仕事量だけを比較すると、自己の過小評価に繋がり、自信がなくなる。
(3)うつ状態から回復するための作戦編
  • うつにならない人はいないが、回復しやすい人と回復しにくい人がいる。
  • 回復しにくい人は、苦労を独りで乗り越えたい、なんとかできる、と思い込む人。
  • すぐ治したい、完璧にやりたい、自分の考えが悪いなど、考えるほど悪化する。
  • 回復に限らず、設定する目標は、高すぎる場合が多い。
  • 身体、心、脳機能などの回復期間はそれぞれ異なる。
  • 身体は回復しやすいが、心の回復には訓練が必要である。
(4)うつ状態から回復するための訓練編
  • ごはんを食べる速度を落として、味わい、いつもと違う言葉にして表現してみよう。
  • 意識的にゆっくり、自分の心地良いペースを探して歩いてみよう。
  • 呼吸回数を息に合わせてゆっくり数えてみよう。
  • 上体の力を抜いて、体を動かしてみよう。
  • これらはガチガチになった体をほぐす作業で、できると復活した感じが出て、自信がつく。
  • 質疑応答。

感想

別途、ご紹介したいと思いますが、うつのメカニズムに関する話など(1)~(3)の内容は、概ね下記著書に記述されています。

(4)については、実際に映像を見て納得する、実践できる部分が多く、これだけでもお金払う価値はあると思いました。しかし、後述しますが、万人に効果がある方法ではないと思っています。

映像であるだけに、本を読めない程度、特に回復期に差し掛かっている方には丁度いいかもしれません。また、急性期の方の場合は、ご家族など親しい方が見ることで、その方に今何が起こっているのかを理解する一助になるかと思います。

具体的な内容に関する感想ですが、下園先生はとにかく話し方がうまいです。喜怒哀楽の感情や表情の表現がうまく、実際にカウンセリングを受けているような感覚を覚えました。具体的な例を交えて参加者と対話形式をとっていることが要因かもしれません。

先に上記著書を読まずに初見だったら感動していたと思います。まあ、著書を読んだからDVDを手にしたわけですが。

 

要約しますが、下園先生は最後に「大きな仕事を控えていても、調子が悪くなったら、あえて1週間休んでしまう。評判を一時的に落としても、1年もすれば回復する。その1週間を休める人は、しなやかな心を持っている。」と締めています。これは実感を持ってその通りだと思いました。

休んだら、一瞬、周りには迷惑をかけることになりますが、自分が倒れたら、数年迷惑をかけることになるかもしれません。

ま、そんなことすら気にせずに「迷ったら休む」くらいの気持ちが、「しなやかな心」なのかもしれません。

 

商品について

下記サイトから購入可能です。Webページを見ていただければわかりますが、「怪しい情報商材臭」が漂ってきます。公式サイトでは返金保証まで付けて、万能であるかのような記述が見られます。こういう商品の紹介は正直いかがなものかと思います。

www.cinemes-verdi.com

 Y!知恵袋でもちょっと叩かれていますね。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

とはいえ、これまで感想を述べた通り、結構おすすめです。しかし、9800円と、地味に高いので、見てからハズレくじを引いた感を持った方には不満が大きいかもしれません。購入する前に、下園先生の著書を読んだ方が良いかもしれませんね。

 

 

そう?うつ?と思ったら読みたい本

 

 この本は私が2011年に「うつ病」と診断された時から、急性期、回復期、復職に至るまでの羅針盤となってくれています。

現在は中古本しかありませんが、未だに参照して新たな発見がある有用な本であると思っています。自分の病気への理解が深化するほど、再読したくなる、そんな本です。

 

解説

うつ病双極性障害(そううつ病)とは何か?に網羅的に答えている。

「職場のうつ」というタイトルですが、双極性障害も対象として、分類は「うつ病【従来型、非定型、その他】」「双極性障(そううつ病)【I型、II型】」「慢性の軽症うつ病」となっており、どの症状にどのような対応が必要なのかわかりやすく解説されています。正直、医師の説明よりも当てになると思いました。

うつ病と言ったら一発目はパキシル」と言われるくらい、第一選択としてSSRISNRIが使用されます。それで効かなかったら、「薬が取っ替え引っ替えされて、大量に薬を盛られて・・・」というイメージが先行しますが、この本ではその後に辿るべき「薬物療法フローチャート」があり、また、その他療法についても触れているので、心配が軽減されます。薬を処方する意図まで丁寧に説明してくれる医師は、なかなかいないと思いますので、こういう本があると助かりますね。

急性期の治療法、回復期のリハビリ、再発しないための復職準備がわかりやすい。

多様な選択肢を具体的に記載しており、各ステージですること、できることがわかります。私が手にした時は急性期のまっただ中で、全く読む気に離れませんでした。ですが、「流れとしてこういうものがあるんだな」 「一筋縄には行かない病気なんだな」とぼんやり思った覚えがあります。

回復期に熟読したい内容ですが、2012年の休職1回目は薬のおかげで「元気になった!」「もうこれで大丈夫だ!」と思い、復職準備編はざっくりと読んで、後述する「認知の歪みの矯正」に関しては小馬鹿にするくらいで読み飛ばしました。しかし、これが一番重要なのだと認識するのは、2015年の休職3回目でした。

薬だけでは寛解せず、「認知の歪みの矯正」などが必要であることを理解できる。

私はうつ病などの治療において、薬と同じくらい、「認知行動療法」が必要だと思っています。

うつ病になりやすい人は、完璧主義である、責任感がある、協調性があるなど、仕事をする上では有能ではあります(私もね!)が、それが重責になってストレス過多、そして疲弊し、倒れてしまう、という流れが一般的です。

薬を飲むことによって、疲弊した心身は回復します。しかし、完璧主義など、「思考のクセ」「認知の歪み」自体に気付き、それを内省し、働き方を見直すことが全員できるわけではありません。むしろ少ないのではないでしょうか。

「思考のクセ」「認知の歪み」が根底にある限り、同じ働き方をすると、同じように疲弊して倒れてしまうリスクは非常に高いです。(実際に私も復職支援プログラムに参加して20名ほど、そういった方と時間を過ごしてきました)

その「認知の歪み」を矯正して適応的な考え方、行動ができるようにするのが「認知行動療法」です。私の場合は、完璧主義なので、例えば「資料を作成するときは、時間がある限り、フォントや図形などを綺麗にしたい」といったことを考えます。それに対して適応的な考え方ができるようになると、「資料は本質が伝われば十分で手書きでもいい。他人はそんなに細かく見ることは無いのだから、言われたら直すくらいでいい。」となります。「いやいやそんなこと言ったって無理でしょ?」と思われるかもしれませんが、それができるようになるのが「認知行動療法」だと思っています。

全120ページ中「認知行動療法」については2ページ、「復職支援プログラム」については6ページとあまり紙面が割かれていませんが、寛解においては重要な考え方です。「認知行動療法」や「復職支援プログラム」については、別の機会に書きたいと思います。

公的支援、特にお金の不安に関する話題がQ&Aで書かれている。

世の中お金ですよ。お金。うつ病は驚くほどの金食い虫です。治療そのものにお金がかかる上、休職したら収入が絶たれ、約款によりますが保険も入れなくなります。

パキシルが処方された当初は1週間分で診察と合わせて4000円程度かかり、初診ときは変な声が出そうになりました。

そんなあなたに「自立支援医療制度」です。自己負担が1割になるという、とても幸せな制度なのですが、主治医から聞かされたのは数カ月後でした。「もっと早く教えてよ!」と思ったものです。あと、障害者手帳は私から申し入れました・・・

公的支援は、知らない人に手を差し伸べてくれるものではありません。知っている人が利用できるのが、公的支援です。今回取り上げたものに限らず、悲しいかな、これが現実です。

 

以上、解説と所感を交えて、自己紹介も含みますが、本書に関する紹介でした。完璧主義的なところがあるので、長文になってしまいますし、本当はもっと書きたいのですが、この辺にしておきます。

 

本の紹介に関する編集方針(2016/6時点)

本の紹介では以下の目次に従って紹介をしています。

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タイトル

目次

感想:内容に関する説明です。所感、実体験も含めて記述します。

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例として直近で公開するものを挙げます。

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そう?うつ?と思ったら読みたい本

この本は私が2011年に「うつ病」と診断された時から、急性期、回復期、復職に至るまでの、オールラウンドで羅針盤となってくれています。

 

感想

うつ病双極性障害(そううつ病)とは何か?に網羅的に答えている。

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お目に止まった方は、やっつけなブログだなと思われると思いますが、ほぼ自己満足のために書いているところもありますのでご容赦下さい。

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